富士金網製造株式会社

特殊ふとんかご(FM式ドレンかご)

ドレンかご工法は自然を大切にするもっともすぐれたのり面保護工です。

建設技術審査証明事業(土木系材料・製品・技術、道路保全技術) 建技審証第1502号 (一財) 土木研究センター
有効期限 2025年5月10日
建設技術審査証明書
■技術名称:「FM式ドレンかご」工法
■副  題:排水機能を有するのり面保護工
■建技審証:第1502号
一般財団法人 土木研究センター

道路土工 切土工・斜面安定工指針平成21年度版
(社)日本道路協会p.186~187に掲載されました。
「FM式ドレンかご」工法の概要書及び建設技術審査証明報告書についてご希望の方は、お問合せフォームより必要事項記載の上ご請求ください。

●表面水、浸透水、融雪水の速やかな処理、面的排水処理を促します。

●布設のり面地盤の変動に追随し、被災範囲を拡大させない柔構造です。

●周辺環境との調和を目的として、緑化も可能です。

●組立て性が良く、施工現場の条件によっては、吊上げ施工も可能です。 (吊り金具、補強線、内張りシートを併用します。)

材質は、JIS G 3547 SWMGS-3(第3種亜鉛メッキ鉄線)を使用、さらなる耐久性を必要とする場合は、亜鉛アルミ合金めっき鉄線やTGMワイヤー(タフガード®マイルド)を使用することができますので、腐食に強く半永久的な強度を保ちます。


概要図


復旧状況 復旧状況のイメージ
復旧後8年経過状況 復旧後のイメージ
かご厚(mm)
のり面区分
のり面勾配
緑化方法
備考
300
250
200
切土のり面
盛土のり面
1:1.0より緩勾配*1
1:1.0より緩勾配*1
1:1.5より緩勾配
客土と張芝による緑化
-
二重張芝による緑化
厚層基材吹付による緑化
-
雨水、浸透水、融雪水の処理
植生工が確実、特殊機材が不要
雨水、浸透水、融雪水の処理
雨水、浸透水、融雪水の処理
植生工が簡便
雨水、浸透水、融雪水の処理
植生工が確実、特殊機材が不要
表面水処理
※1 凍上抑制対策としては、1:1.2より緩勾配に適用
ドレンかご工法は、地山が不安定な箇所には適用しません。また、凍上を抑制する機能を持ちますが、凍上を防止するものではありません。 土中における金属腐食の原因となりため、布設のり面がpH5以下の酸性土壌である場合や、土の比抵抗値が2300Ω・㎝以下の条件では、十分な検討を行う必要があります。

ドレンかごの安定性は、のり尻まで布設されるため、滑動力をのり尻地盤で抵抗するものとします。ここで、ドレンかごの摩擦係数は0.6を採用します。 のり長が長く、ドレンかごが滑動すると判断された場合は、押えふとんかごを併用した滑り対策も検討します。(建設技術審査証証明報告書より) ドレンかご工法を適用するにあたり、計画斜面の侵食状況や浸透水の発生状況を確認し、浸透水等の流下水を円滑に排水処理できるように適切な地中排水工を設置してください。

布設平面図のイメージ
布設断面図のイメージ

布設平面図のイメージ
布設断面図のイメージ

●アンカーピンは1.0㎡当たり1本を標準とするが、かご蓋面積2.00㎡未満のものも含め、かご1本当り2本使いを推奨する。
●アンカーピンの標準規格(のり枠用アンカーピン)は、φ22㎜L=1.00m、先端は4面加工、フックなしとする。
●かごは、(2.00×1.00)の縦張りを標準とする。

部材展開図のイメージ
部材一覧
部材展開図の表
組立て用部材の結束線の材質は、金網と同一 な材質であり、線径も金網と同一としています。
金網線径
(mm)
網目
(mm)
枠線径
(mm)
結束線線径
(mm)
高さ
(mm)

(mm)
長さ
(mm)
φ3.2
50
φ4.0
φ3.2
200
250
300
1000
500
1000
500
1000
500
2000
1000
2000
2000
1000
2000
2000
1000
2000

ドレンかごの部材は、立上り網と底網が一体化した本体パネルと、側面パネル、蓋網パネルで構成されています。 ドレンかごの本体パネルの横方向 骨線には、底網と立上り網の境界にリング加工を施しています。 横方向骨線のリング加工位置が、かごの厚さの目印であり、リング加工部に縦方向骨線を通線することにより、折り曲げ作業時に位置ずれすることを防いでいます。
※ 実願2007-003629 実用新案 ドレン篭 登録第3133937号

組立のイメージ
ドレンかごの結束状況 結束線は、金網線径と同一、同一材質とし、2回転以上捻る。
結束箇所のイメージ
注) V印は結束線にて結束する。(リボン型結束線が使用可能です。) 結束箇所は、概ね20㎝間隔を目安とし、結束線の作業上の必要長さは約15㎝とする。
注) コイルにて組立て希望の場合は、別途支給材となります。

寸 法
高さT
(mm)
幅W
(mm)
長さL
(mm)
詰石量
80mm級
(㎡)
世話役
特 殊
作業員
(人)
普 通
作業員
(人)
バックホウ運転
0.6㎥級
(h)
200
1000
1000
500
2000
1000
2000
4.80
2.40
2.40
0.18
0.09
0.09
0.20
0.10
0.10
0.68
0.34
0.34
1.00
0.50
0.50
250
1000
1000
500
2000
1000
2000
6.00
3.00
3.00
0.23
0.11
0.11
0.25
0.13
0.13
0.85
0.43
0.43
1.25
0.63
0.63
300
1000
1000
500
2000
1000
2000
7.20
3.60
3.60
0.27
0.13
0.13
0.30
0.15
0.15
1.02
0.51
0.51
1.50
0.75
0.75
吸出し防止材、アンカーピンは別途計上願います。

ドレンかごの施工にあたり、施工現場直近に、かごや中詰め材等の資材を仮置きできない場合、「吊揚げ型ドレンかご」を使用することができます。 現場以外の作業ヤードで組立てと中詰め作業を行うため、のり面上の作業時間を軽減することができます。 吊揚げ型ドレンかごを使用するにあたり、吊り上げるための金具とはらみ変形を防ぐ補強線及び中詰め材が金網から抜け出すのを防止するため、内張りネットが別途必要です。
部材一覧
部材一覧の表
※ 実願2013-005198 実用新案
蛇篭 登録第3187264号
作業区分の比較のイメージ


部材展開図のイメージ



組立のイメージ1


組立のイメージ2
吊り金具の両翼部はかご内部に設置され、補強線は、立上り網及び側網パネルのはらみ変形を防止するために、中詰め材を充填する前に、かご厚さの中間の高さにフックで取り付ける。また、補強線のフック部は、中詰め材充填時に外れないように捻り固定する。

中詰め材の充填は、型枠を使用しておこないます。充填後に転圧、上蓋パネルを設置します。従来ではのり面上での作業が、作業ヤードで可能となります。 吊り金具の端部は上蓋パネルの網目を貫通しているため、吊りフックを引っかけることができます。

中詰め材の充填・転圧 中詰め材の充填・転圧のイメージ
蓋網パネルの閉込み 蓋網パネルの閉込みのイメージ
吊揚げ型ドレンかごは、バックホウ(クレーン機能付き)やラフテレンクレーン等により吊り枠を使用して吊り上げてのり面に設置できます。

施工のイメージ


バックホウによる設置作業 バックホウによる設置作業のイメージ1
仮置き 仮置きのイメージ
横持ち移動 横持ち移動のイメージ
ラフテレンクレーンによる設置 ラフテレンクレーンによる設置のイメージ
設置 設置のイメージ
竣工 竣工のイメージ

客土と張芝による緑化では、厚さ300㎜のドレンかごを使用し、中詰め材として80㎜以下の砂利や砕石を厚さt=200㎜充填し、客土としてt=200㎜、客土表面に張芝t=30㎜を順次積層し、上蓋パネルは芝押えとして機能させる。

緑化1のイメージ


平成18年度施工 北海道釧路土木現行所 発注
釧路鶴居弟子屈線 φ3.2×50 t300㎜

竣工 竣工のイメージ1
竣工 竣工のイメージ2
経過状況 (竣工後5年経過) 竣工後のイメージ1
経過状況 (竣工後5年経過) 竣工後のイメージ2
日本緑化工学会 斜面緑化研究部会積雪寒冷地緑化研究部会
第1回合同研究会 研究会配布資料

二重張芝による緑化では、厚さ250㎜のドレンかごを使用し、中詰め材として80㎜以下の砂利や砕石を厚さt=190㎜充填し、中詰め材表面に張芝を二重張り(t=30㎜×2枚)として積層し、上蓋パネルは芝押えとして機能させる。

緑化2のイメージ


平成21年度施工 東日本高速道路北海道支社 発注
道東自動車道 φ3.2×50 t250㎜

中詰め材表面の二重張芝の状況 中詰め材表面の二重張芝の状況のイメージ
竣工 竣工のイメージ
経過状況 (竣工後5年経過) 竣工後のイメージ1
経過状況 (竣工後5年経過) 竣工後のイメージ2

厚層基材の吹付けによる緑化では、厚さ250㎜のドレンかごをのり面に布設後、その表面に厚層基材の吹付けによる植生工を実施する。

緑化3のイメージ


平成19年度施工 国土交通省 北海道開発局 釧路開発建設 発注
上茶路防災 φ2.6×50 t250㎜

施工中 (湧水の発生) ※1 施工中のイメージ1
施工中 (切土斜面の湿潤状況) ※1 施工中のイメージ2
経過状況 (竣工後3年経過) 竣工後のイメージ1
経過状況 (竣工後3年経過) 竣工後のイメージ2
※1 安藤彰,高瀬一隆,佐藤厚子:切土のり面における湧水、凍上対策について
北海道開発技術研究発表会 安-06,2008

被災状況
復旧状況
施工状況イメージ1


効果比較(施工箇所~不施工箇所) 施工状況イメージ2
施工状況(押えかご併用) 施工状況イメージ3
施工状況(のり面保護) 施工状況イメージ4
施工状況(のり面保護) 施工状況イメージ5
北海道室蘭土木現業所発注
t=250 H.17年度施工

施工イメージ1
北海道開発局室蘭開発建設部発注
一般道道高見西舎線浦川町野深トンネル新設工事 t=250 H.17年度施工 施工イメージ2
北海道函館建設管理部発注
奥尻島線(A改-3)工事
t=250 H.24年度施工 施工イメージ3
北海道開発局網走開発建設部発注
網走川改修工事の内津別右岸築堤河岸保護工事 t=250 H.25年度施工 施工イメージ4



製品の詳細や施工方法などは、お問合せ・資料請求ページよりお気軽にご連絡ください。担当の者がメールおよび電話にて対応させていただきます。

各種資料請求


twitterアイコン
youtubeアイコン
instagramアイコン
copyright © 2002 Fuji Gabions & Mesh Manuf.,Inc. All Rights Reserved.